poliseeが提供する、AIを活用した政策インテリジェンス・プラットフォーム「polisee（ポリシー）」は、組織内の政策情報共有を標準化する新機能「グループタグ」を正式リリースした。

同社は、法改正や政策立案の情報を最新テクノロジーで直感的に可視化し、企業に提供するリーガルテックベンチャー。「polisee」は、法務・政策渉外のプロフェッショナル向けに設計されており、会議体や人的ネットワークを含む政策情報を起点に、企業の戦略策定を支援する。

政策渉外の現場では、情報収集後に全体像を把握したり、部門間で情報を共有したりする際に多くの時間がかかることから、戦略的なアクションや意思決定において政策インテリジェンスを活用することが難しいという課題があった。「グループタグ」機能は、分散している審議会、パブリックコメント（パブコメ）、有識者、ガイドライン、法令改正、政府資料などの情報を共通の言葉でタグ付けし、AI要約やタイムライン表示との統合を可能にする。これにより、組織内における情報共有のリードタイムが短縮され、意思決定の速度や再現性の向上に寄与する。

poliseeはこれまでも、政策情報やニュースを俯瞰できる「イシュー（政策課題）一覧機能」や、長文資料を自動的に要約する「AI要約」を提供してきた。今回のグループタグ機能と組み合わせることにより、膨大な政策情報を整理・分析し、組織内でのナレッジを蓄積し、意思決定に関わるステークホルダーとのエンゲージメントに直結する知見を導き出すプロセスを一気通貫で支援する。

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