2025年10月24日 09:03
大希企画は、増加する空き家問題に対し、「地域と資産を守る」視点から、管理・活用・再生までを一貫して支援する取り組みを進めている。
全国に900万戸以上ある空き家の多くは、相続をきっかけに「資産として受け継ぐ」人が増えている一方で、老朽化や管理負担、活用の難しさから放置されるケースが後を絶たない。大希企画は、放置空き家が抱える課題とともに、地域資産として適切に管理・活用することがなぜ重要なのか、その理由と、地域の資産を未来へつなぐために実施している主な活動事例をもとに今後の対応のポイントを紹介する。
全国で空き家問題の深刻さが増している。使われずに放置されるほど、建物は急速に傷み、地域の安全・景観・資産価値を脅かす「負の遺産」と化していく。こうした現実を踏まえ、大希企画では、空き家問題を「個人の資産課題」にとどまらず、地域全体の社会的リスクとして捉え、改善・利活用の支援を行っている。
まとめておくと良いポイントは、所在地・名義・固定資産税の送付先。鍵の所在や連絡先。出口の仮説（自分で使う／貸す／売る）。相続が起きる前に、家族で「言葉にする」だけで、判断のハードルは大きく下がる。また、遠方に住む所有者は、最初から「自分たちだけで管理しない」と決め、点検・清掃の期日を決めて計画的に対応することが重要。完璧を目指す必要はなく、今できる最小限のアクションを積み重ねることが、問題をこじらせない最善策となる。
