2025年10月10日 15:52

武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所(EMC研究所)は東京都が公募した「大学等と連携した観光経営人材育成事業」に2期連続で採択された。2025年度から3年にわたり、東京都在住、または東京都の企業に勤める人材を対象に、アントレプレナーシップを抱いた観光経営人材を育成する「実践型」プログラムを無償で提供する。

初年度となる2025年度は、観光に関する事例を学びつつ、自身のうちに秘めたアントレプレナーシップを呼び起こすプログラムを実施。そのほか、静岡県裾野市の協力のもと、同市に対して観光に関する提案を行う。講義は11月15日、11月29日、12月6日の午後に都内で実施し、2026年2月14日、15日には静岡県裾野市にてフィールドワークを行う。

アントレプレナーシップ(起業家精神)とは、高い志と倫理観に基づき、失敗を恐れずに踏み出し、新たな価値を見出し、創造していくマインドを指す。アントレプレナーシップ研究所は、アントレプレナーシップを発揮していく人材輩出の研究等を通じて、「世界の幸せをカタチにする。」ことに貢献をすることを目的に2020年7月に開設された。

2期目となる今期(2025年度~2027年度)は「講義」のスタイルから一歩踏み出し、より「実践者の育成」を目的としたプログラムを企画。先行事例を学びつつ、自身の中に眠るアントレプレナーシップを呼び起こし、最終的には静岡県裾野市にてフィールドワークを行い、同市に対して観光に関するプランを実際に提案する。