2025年10月09日 15:43

AIテックカンパニーのZENKIGENは、経営者、人事担当者向けに「就活ハラスメント対策ガイド」を公開した。本ガイドブックは、就活ハラスメント(就ハラ)の実態から、今すぐはじめられる「対策」を解説している。
昨今、就職活動における不適切なふるまい、いわゆる就ハラが社会問題となっている。ZENKIGENの独自調査では、約3割の学生が何らかの不快な経験をしていることが判明。また、厚生労働省は就活セクハラの対策防止に向けた措置を企業に義務づける方針を示しており、企業には学生に対する就ハラ防止体制の整備が求められている。一方で、多くの企業が「対策の必要性を感じているものの、具体的な手法が分からない」 という課題を抱えている。
就ハラは採用活動の範囲を超え、企業経営全体に深刻な影響を与える。学生によるSNSでの拡散から始まり、直接体験していない社会全体への企業イメージ悪化、そして企業ブランドの毀損にも。「就ハラのリスク」は、人材不足、法的・金銭的な問題へと連鎖的に発展するリスクの全体像を、具体的な事例とともに解説。セクハラ・ジェンダーバイアス、家庭環境に関する質問など、注意が必要な場面をグレーゾーン6選として具体例とともに紹介し、配慮すべきポイントを明示した。
また、現代の学生の就職観の変化を踏まえ、面接官の適切なふるまいのポイントや、就ハラを防ぐための「仕組みづくり」についても解説している。
ガイドブックのダウンロードはこちら。