2025年09月17日 09:05

明和観光商社は、地域住民とともに活性化に取り組む竹神社にて、9月20日、子どもたちのための自然体験イベント「鎮守の森楽社– mori森CAMP」を実施する。

氏子の減少や自治会などの地域コミュニティ・繋がりの希薄化により、多くの神社では運営が困難になっている。明和町にある竹神社についても、2020年までは社務所は開いておらず閑散とした状態となっていたが、コロナ禍の2020年10月より、地域コミュニティが主体となり、境内清掃や花手水管理、御朱印頒布などが行われ、明和観光商社と活性化に向けて連携するなかで、県外から観光客が訪れる流れが出来た。

2022年からは、明和観光商社が、持続可能な神社運営のため竹神社が抱える地域課題を、「観光」を手段に解決を図る運営を開始。大学にて神道を学んだ明和観光商社のメンバーを中心に、竹神社氏子らとともに御朱印の企画や、情報発信、鎮守の森の活用など、地域コミュニティの活性化と、観光ならではの関係人口拡大へと繋げてきた。

今回の「鎮守の森楽社」は、その取り組みをさらに進化させる新しい試み。三重県伊勢市にある皇學館大学教育学部の学生やOB・OGが参画し、野外活動や子どもキャンプで培った知識・技術を活かして、子どもたちの遊びや学びの場を創出。若い世代ならではの柔軟な発想と斬新なアイデアで、「鎮守の森楽社」に新たな魅力を生み出す。

申込不要・出入り自由。開催は9月20日11時~16時(雨天中止)。場所は竹神社境内・鎮守の森(明和町斎宮2757-2)。