9月10日 リーガルテックは、知的財産業務のDXを加速する新しいAIプロジェクト「知財AI（TM）」の始動を発表した。本プロジェクトは、「MyTokkyo.Ai」と「AI IPGenius on IDX」という2つの主要コンポーネントを統合した、次世代知財支援基盤として設計されている。

「MyTokkyo.Ai」は、簡易検索から高度な特許調査・分析まで対応する特許検索AIプラットフォーム。また、「AI IPGenius on IDX」は、特許出願支援、知財ドキュメント作成、ナレッジ共有を可能にするAI統合。

「知財AI（TM）」プロジェクトは、従来の人手に依存した特許調査、出願書類作成、知財戦略立案などの業務を大幅に効率化し、知財戦略を支援するAIベースのシステム。特に中堅製造業や研究開発型企業、大学・研究機関において、知財人材の不足やノウハウ継承の課題を抱える組織にとって、有効なソリューションとなることが期待されている。

本リリースにより、リーガルテック社は「知財AI（TM）」という新たな業界ジャンルの確立を目指し、今後も産業界の多様なパートナーと連携しながら、知財とAIの融合による新しい価値創出を推進。業界別のテンプレート提供、API連携による社内システム統合支援、さらにはグローバル特許戦略への対応などを進め、日本発の「知財AI（TM）」プラットフォームとしての地位確立を目指す。