ダイヤモンド社から、光源氏とともにドラッカーを学べる新感覚のビジネス小説「かの光源氏がドラッカーをお読みになり、マネジメントをなさったら」が、9月10日に発売される。

本書は、光源氏がドラッカーのマネジメント論を学び、自らの邸で実践していく姿を描いたビジネス小説。ドラッカー読書会を主宰する東堂久志はある夜、泥酔して意識を失うように眠った。そして目を覚ましたとき、そこは源氏物語の世界だった。元の世界に戻る手立てが見つからず途方に暮れる東堂だったが、世にも美しい光源氏と出会い、ひょんなことから邸の者たちを巻き込んで「平安時代版ドラッカー読書会」を行うことに。「現代の経営」を中心にひもときながら、光源氏は「まねじめんと」を実践しはじめる――。

光源氏が周りの人々をマネジメントしていく様は、リーダーや管理職としての在り方に悩む人々に実践的なヒントを与えてくれる。さらに物語を楽しみながら自然とドラッカーの本質に触れることができ、「ドラッカーは難しそう」と感じてきた人にとっても最適な入門書となっている。

マネジメント論を学べることはもちろん、ストーリーの面白さも本書の大きな魅力。東堂と光源氏との間に生まれる葛藤、東堂と同じようにタイムスリップしてきた女性との出会い、読書会メンバーとの絆など、ドラマティックな展開も盛りだくさん。物語に引き込まれるうちに、ドラッカーの視点がぐっと身近に感じられる1冊。定価1980円（税込）。