2025年09月09日 09:52

Caseware Japanは、9月15日より、国内監査法人、監査事務所および一般事業会社の内部監査部門向けに次世代の完全クラウド型電子監査調書ソリューション「Caseware Docuflex Japan」を提供開始する。

「Docuflex Japan」は、従来のローカルデータ・クライアントサーバー中心の運用から脱却し、セキュアで効率的な監査実務を実現するために設計された新製品。日本の監査業界ではリモートワークの拡大、電子監査調書ツールの急速な進展、生成AIの活用などクラウドの活用によってデジタル化が進んでいる。一方、デジタル化の進展と併せて、監査法人・監査事務所における情報セキュリティに対する要求水準や規制環境も高まっている。特に、調書改ざんに対する防止措置、業務端末のローカルデータ管理を実践するために要する監査法人の負担は増加傾向にある。「Docuflex Japan」は従来の同社製品であるCaseware Working Papersの次世代を担う完全クラウド型の電子監査調書ソリューションだ。

「Docuflex Japan」の主な特徴は、日本語に最適化されたUI、完全クラウドベース設計、監査ファイルのローカル保存を行わない仕組み、代理サインオフおよび遡及日付でのサインオフ禁止、アプリケーション更新の自動化。これらの特徴により、「Docuflex Japan」は監査チームの生産性向上だけでなく、情報システム部門の負担軽減にも貢献する。

提供開始日は9月15日。

特設サイト