2025年09月01日 12:00

ソーシャル・エックスは、「社会課題×AI」のアイデア共創プラットフォーム「Voice」のサービス提供を開始した。
近年、SDGs(持続可能な開発目標)への関心の高まりとともに、企業にとって社会課題解決への貢献は喫緊の経営課題となっている。一方で多岐にわたる社会課題の正確な把握や、それらを起点とした事業アイデアの創出は容易ではない。特に、現場レベルのリアルな課題情報を取得することは困難であり、多くの企業がそのリサーチに多大な時間と労力を費やしていた。このような背景から、同社は、自治体から直接収集したリアルな社会課題情報を核とし、AIを活用することで、効率的かつ多角的に社会課題解決と新規事業創出を支援するアイデア共創プラットフォームを開発した。社会課題は自治体から直接仕入れているため、課題データベースとして利用することも可能だ。
「Voice」は、企業が保有するアセットや希望するビジネスモデルを最大限に活用した、社会課題起点の新たな事業アイデアの創出を支援する、「社会課題×AI」のアイデア共創プラットフォーム。課題起点のビジネスアイデア生成のサービス提供により、新規事業を検討している企業へ、ビジネスアイデアを毎月最大2500件提供する。なお、本サービスは、自治体の社会課題を起点に生成AIを用いて事業プランを生み出すプロセスについて特許を申請中であり、形だけの模倣では再現できない独自性を知的財産として確立していく。