2025年09月01日 12:00

建築市場は、注文住宅DXプラットフォーム「建築市場」の正式サービスを、9月1日より開始する。
日本の注文住宅市場では、多くの施主がハウスメーカー経由で住宅を建築しており、その過程で多数の業者が介在することで価格が不透明化し、不要なコストが発生してきた。また、施主にとっては住宅の設計自由度が低く「カタログから選ぶパターン化された家づくり」に留まりがち。一方、建築士や職人にとっても、下請けとして低単価の仕事に縛られ、自らの個性や技術を活かせない環境に置かれている。こうした課題を解決するために生まれたのが「建築市場」だ。
「建築市場」は、注文住宅を依頼したい施主と建築士、職人をつなげるマッチングプラットフォーム。施主が理想とする注文住宅を直接建築士や職人に委託する「セルフビルド」という手法を取ることで、余分なコストを削減でき、従来よりも徹底的に安価で自由度の高い注文住宅を作れる。また、「建築市場」では、直接建築士や職人に直接依頼をすることで理想や要望に沿った家づくりを行うことができる。不安に思う家づくりの各ポイントでは、住宅づくりの専門家である「ディレクター」と「エンジニア」が間に入り、円滑なコミュニケーションをサポートする。さらに、建築市場では家づくりに必要な住宅ローン審査や、保険会社の紹介が可能。家づくりにまつわる不安も建築市場で解消しながら安心して進めることができる。
提供開始日は9月1日。対応エリアは一都三県(東京都、神奈川件、埼玉県、千葉県)。