2025年08月28日 13:06

NTT Sports XとNTTドコモビジネスは、NTT Sports Xが運営するラグビークラブ「浦安D-Rocks」にて、「カーボンオフセット試合」の取り組みを実施した。これはJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25シーズンにおけるホストゲーム全9試合において行われたもので、試合開催に伴い発生するCO2をオフセットするというもの。

昨今の温暖化をはじめとする世界的な気候変動を背景に、スポーツチームによる脱炭素の取り組みが広がりつつある。本取り組みはラグビーの試合を通じて、環境に配慮したスポーツイベントの実現を目指すものであり、NTTグループが掲げる「2040年ネットゼロ達成」という目標の実現に貢献している。

各試合では、会場での電力使用量や来場客の会場までの移動に伴い算出されたCO2排出量をオフセットの対象としている。また、試合当日の会場では、来場客の認知度向上を目的に、CO2排出量の速報値の提示や、本取り組みに関するアナウンスとビジョン投影を実施した。

NTTドコモビジネスでは、農業由来J-クレジット「Green Natural Credit」と、住友林業との共創によるプラットフォームサービス「森林価値創造プラットフォーム」で取り扱う森林由来J-クレジットの2種類を展開・提供している。今回の取り組みではこれらを活用することで、スポーツを通じた環境意識の向上と地域社会との連携を図った。