2025年08月28日 12:56

メディカル・ケア・サービスは、8月28日、「イラストでわかる 高齢者のくらし図鑑」を発売した。
高齢者の「家でのくらし」は、マンパワーや周辺環境によって支援の形が大きく変わる。本書では、「家でのくらし」を3つのパターンと4つのフェーズに分けてイラストでわかりやすく解説している。本書は、はじめて高齢者とかかわる人、家族や自分の介護サービスの利用を考えはじめた人、これからも家でくらし続けたいと考えている人、医療・福祉、介護サービスについて学びたい人、などにおすすめだ。
このパターンとは、一人暮らし・高齢夫婦の二人暮らし・子どもや孫と同居(二世帯住宅)の3つの「くらしのパターン」のことを指す。また、フェーズとは時間の経過に伴う「介護の必要度合い」を指す。高齢になるにつれ、どのパターンでも「元気なとき」「介護が必要になりはじめるとき」「介護なしでは生活が困難なとき」「終末期」など時間に伴う変化はつきもので、明確に切り替わるのではなく間にグレーゾーンが存在する。この変化に合わせて適切な対応をすることで、元気な段階でのくらしを延長できる。時には、このパターンとフェーズを行ったり来たりしながら、くらし続けることもある。本書は、順番に読みすすめても、気になる項目から読んでもOKだ。
定価は1980円(税込)。発売日は8月28日。