2025年08月26日 16:07

イーオンは、7月に全国の16歳から69歳までの男女1000人を対象に、「英会話」に関する意識調査を実施した。

まず、現在の英会話力について、近いと感じるレベルを尋ねたところ、最多は「挨拶・簡単な自己紹介ができるレベル(60.8%)」。今後、英会話力をさらに高めたいと思っているか尋ねたところ、「強くそう思っている」「ややそう思っている」と回答した人の割合は合計で約7割に上った。

次に現時点での英会話に関する目標レベルを尋ねたところ、「海外旅行や短期滞在で、困ることなく英語でコミュニケーションを取れるレベル」が最多。日常会話レベルでの実践的なコミュニケーション能力の習得を目指していることが明らかになった。

英会話の課題だと感じる点の1位は「言いたいことがすぐに口から出てこない」であり、状況に応じた柔軟なコミュニケーションスキルや自信の欠如も浮き彫りに。会話中、言いたいことを考えている間に会話が進んでしまうと感じることがある人は約9割。予想外の話題や雑談になったとき、会話が続かないと感じることがある人は8割以上、英語で話すとき、緊張や不安を感じることがある人は8割以上となった。

普段、英語を「話す」練習をどのくらいの頻度でしているか尋ねたところ、1位「ほとんどしていない(61.6%)」、2位「月に数回以下(15.5%)」、3位「週に1回程度(10.2%)」。インプットした知識をアウトプットする「話す」機会の不足は、実践的な英語力を習得する上で大きな障壁となっていると考えられる。