2025年08月25日 20:21

ライフデザイン・カバヤは、さらなる再生材使用率向上とともに、再生ペレットの品質向上や生産性向上を目指し、6月より萩原工業は使用済みブルーシート洗浄装置を岡山県赤磐市に新たに設置・稼働。8月より、ライフデザイン・カバヤ建築現場へ製品の納品が開始された。
ライフデザイン・カバヤは、国産ブルーシート製造大手の萩原工業が有する、ブルーシート水平リサイクル「Re VALUE+(リバリュープラス)」スキームを用いて、住宅建築現場で使用するブルーシートの水平リサイクルの取り組みを2022年より行っている。本取り組みのブルーシートの再生材使用率(製品原料に占める再生材の割合)は、開始当初10%程度だったが、生産技術向上により現在25%にまで引き上げられた。
ライフデザイン・カバヤは、2024年に年間約30トンの使用済みブルーシートを回収し、萩原工業へ提供を通じ水平リサイクルを実施。この再生材を採用したブルーシートは、環境配慮型のエコマーク認定を取得の「ターピーリバリュープラスシート#2500」として製品化され、ライフデザイン・カバヤの建築現場で使用されている。
建築現場で使用されているブルーシートは、ひとつの現場で一度使用した後は二度使用するということはほとんどなく、廃棄されている状況がある。ライフデザイン・カバヤでは、引き続き、本取り組みを通じ、温暖化ガス排出量の削減や廃棄物処理に伴う地球環境への負荷軽減を図っていく。