2025年08月25日 10:07

3.11メモリアルネットワークは、震災を起点とした学校現場での防災学習・震災伝承の実践事例を共有する「災害と教育 伝承実践交流会2025」を、8月30日にTKP仙台青葉通カンファレンスセンターおよびオンラインで開催する。
「災害と教育 伝承、実践交流会」は、3.11メモリアルネットワークが主催する震災伝承関係者と教育関係者、震災を学びに変える若い世代の交流の場。2023年より計4回開催し、2024年からは能登半島を含めた災害伝承も視野に輪を広げている。
今回のテーマは「災害に向き合う教育の未来~あのとき子どもだった教員・世代が語る~」。今回は初の試みとして、岩手・宮城・福島の3県から、東日本大震災発災当時はまだ子どもだった教員と大学生4人を招き、それぞれの震災体験と、その体験を学びの場に共有し活かしていくことへの思いを語り合ってもらう。さらに、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県穴水町で発災の前から防災教育に取り組んできた廣澤孝俊・穴水町立穴水中学校校長からは、特別報告「能登半島の防災教育」を聞く。交流会の最後には「参加者グループディスカッション」も実施。来場した人々に災害教育について理解を深めてもらう機会とする。
日時は8月30日13時~17時。会場は、TKP仙台青葉通カンファレンスセンター7C(宮城県仙台市青葉区一番町2丁目4−1 青葉通パークビルディング 7階)。会場参加:先着順(60名)、オンライン(zoom):定員なし。