2025年08月22日 12:36

「みんな電力」を運営するUPDATERは「発電所応援制度」において、小田原かなごてファームが、5月に史上初めて1000世帯/月の応援世帯数に達したことを明らかにした。

「みんな電力」は、再生可能エネルギー100%を供給する電力小売事業。最大の特徴は、独自のブロックチェーン技術を用いて電気の生産者の顔や発電所のストーリーを可視化し、「誰が、どこで、どのようにつくった電気なのか」を明らかにする「顔の見える電力」の提供。全国46都道府県の再エネ発電所から電気を調達し、環境破壊を伴わず、地域と合意形成を経て開発された社会性の高い電源のみを調達している。

こうした発電所と利用者をさらに近づける仕組みが、利用者向けサービスとして提供する「発電所応援制度」。利用者が選んだ発電所に、「みんな電力」から毎月100円/世帯が届けられる。応援金の原資は「みんな電力」が負担。応援を続けることで、発電所からの返礼や交流機会など、使う人とつくる人が直接つながる価値を生んでいる。

今回達成したのは、小田原かなごてファームが運営する「おひるねみかんODAWARA発電所」。耕作放棄地(=おひるね)だった田んぼを活用し、農業と太陽光発電を両立させるソーラーシェアリングを実践している。この節目を記念し、同ファームと需要家である井上酒造と連携。ソーラーシェアリングで育てた米を使い、醸造の電力をすべて再生可能エネルギーでまかなった日本酒をテーマにした特別体験イベントを開催する。イベントへの申込はこちら