2025年08月20日 15:46

グリーンコープは、能登半島地震と能登半島豪雨の被災地支援の一環として、珠洲市・輪島市で住民が安心して集える「サロン活動」に継続的に参画している。

グリーンコープは、2024年の震災直後から物資支援を行い、学校や保育園への食支援、地元漁師や生産者との連携による販売支援など活動を広げてきた。一連の活動を通じ、物資支援だけでなく「人と人がつながる居場所づくり」へと支援のフェーズを移してきており、サロン活動も、この流れの中で重要な役割を担っている。

サロンは、被災者の孤立防止と心のケア、支援や相談につながる入口づくり、そして地域再生に向けたコミュニティ形成を目的とした取り組み。物資に加え、住民が安心して集い、交流し、互いに支え合える居場所をつくることが、復興を支える基盤になると考えている。

珠洲市では、2024年からピースボートと珠洲市社会福祉協議会「珠洲ささえ愛センター」が、仮設住宅の集会所を拠点に定例でサロンを開催してきた。コーヒーやクッキーを囲んで会話を楽しむほか、衣類リサイクル市や音楽イベントと組み合わせた取り組みも行われ、住民の交流の場として定着している。現在は毎週火曜日に開催されており、グリーンコープは隔週で参加し、食品や飲料の提供を通じて場づくりに協力している。

また、輪島市では2024年3月下旬にサロンを開始。現在は隔週水曜日に開催、災害NGO結、輪島市社会福祉協議会、輪島の底曳き漁師 gyokatsuと連携して運営が続けられている。