2025年08月19日 20:23

南紀白浜エアポートとタイムズ24は、熊野白浜リゾート空港の搭乗者専用第二駐車場に導入した「カメラ式入出庫管理システム」を用いて、駐車場の効率的な管理運営および長期放置車両の防止等の取り組みを推進する。

全国にある空港の無料駐車場の共通課題として、長期および不法駐車が増加し地域の治安が悪化する、目的外利用の車両が多く本来駐車場を利用すべき車両が駐車できないという事案が、地方や離島を中心に多く発生している。

南紀白浜エアポートが運営する、熊野白浜リゾート空港の搭乗者専用第二駐車場(無料:最大300台)においても、長期放置車両や相乗りによる無断駐車等、適切ではない利用が見受けられ、これらを放置すると管理運営に重大な支障をきたす可能性があるほか、本来の利用者が利用できない状況となることから、昨年秋よりタイムズ24の「カメラ式入出庫管理システム」を導入した。

「カメラ式入出庫管理システム」は、駐車場入り口に設置するカメラで車両のナンバーを読み取ることで、クラウド上に蓄積される入出庫の時刻、駐車時間、利用頻度等のデータ分析が可能となるもので、無料の空港駐車場への導入は全国で初めてとなる。

データ分析を継続的に行うことで利用状況を把握し、適切に利用してもらえる環境整備を推進するとともに、「第二駐車場は搭乗者専用の駐車場であること」「72時間以上の駐車時は使用届の提出が必要であること」を全ての利用者に理解、認識をしてもらえるよう更なる周知を図っていく。