2025年08月19日 12:53

ビデオエイペックスは、新サービス「定額制ダビングサービス」を開始した。

かつて多くの家庭で活躍したVHSなどのビデオテープ。このVHSなど磁気テープに記録された思い出映像が、再生できなくなる危機が迫っている。その背景にあるのが、「2025年問題」と呼ばれるテープメディアの保存限界に関する問題だ。2019年、ユネスコから「VHSなどの磁気テープは2025年までにデジタル化しなければ、永遠に再生できなくなる可能性が高い」という警告「マグネティック・テープ・アラート」が発表された。

同社が手がける「APEX DUBBING」は、DVDコピー・DVDダビングサービスの格安専門店。今回の新サービスでは、録画時間360分までを1本ごとの定額料金に統一。これまでの料金形態では収録時間によって金額が積み重なり、1本当たり1540円~6160円の料金幅があった。さらにマスターの種類によって追加料金550円~が加算され、事前に料金の目安を把握しづらくなっていた。それを定額の1870円へと固定し、マスター料金を廃止(民生テープのみ)としたので、これまでの最低価格よりも低くなり、収録時間が長尺でも追加料金なしで利用できるようになった。

価格(税込)は、DVDダビングプラン1870円(1本)、データ/スマホプラン2860円(1本)、セットプラン(DVD+データ)3960円(1セット)。入稿は全国4店舗(東京中央区/東京渋谷区/大阪/名古屋)または、郵送でも受け付け可能。

APEX DUBBING