2025年08月15日 15:27

Z世代向けクリエイティブカンパニーFiomは、8月15日にZ世代の実態や価値観をZ世代当事者たちが多角的に分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」をリリースした。
消費者庁の「未来の消費生活に関する調査報告書」によると、2030年には新たな価値観を持つZ世代が、日本の総人口の約3割を占め、社会や消費に大きな影響を与える存在になると予測。Z世代が今後の主要な消費・発信層として存在感を増す中で、その価値観や行動原理を正確に捉えることは、あらゆる業界において持続的なブランド構築やサービス開発において重要な視点となってきている。
そこで同社は、Z世代当事者の視点から、Z世代の実態を分析・言語化し、企業・自治体のZ世代向けのマーケティング活動に貢献するために「Z-SOZOKEN」を設立。自治体や大手企業と連携し、当事者だからこそ提供できるリアルで実践的なマーケティング戦略を発信していく。
初回調査レポートは「Z世代の笑いの感覚」について。「Z-SOZOKEN」の調査では、Z世代は社会への不満や自身の内面の弱さ・怠惰さといった側面をさらけ出す過程において、笑いに昇華させ、他者との共感を形成する傾向があることが明らかになった。Z世代への効果的なブランド訴求やコミュニケーション設計を行う上で、「Z世代特有の笑いの感覚」を正しく捉えることは、単なる表現手法の選定にとどまらず、戦略的なマーケティング設計の重要な要素となると考える。詳しくはこちら。