2025年08月15日 09:03

チームふくしまは、昨年に引き続き、ダイユーエイトMAX福島店での三本珈琲の社会貢献型商品「三本珈琲オリジナルブレンド」の売上金を活用した食品の寄贈式を開催する。
チームふくしまは、地元福島を盛り上げていこうと2008年に設⽴し、2012年に法⼈化した団体。東⽇本⼤震災後は、ひまわりを栽培して絆づくりを広めた阪神淡路⼤震災後の神⼾の活動を知り、「福島ひまわり⾥親プロジェクト」を主な事業として取り組み、現在では65万人以上の人が参加している。
2021年5月12日、チームふくしまの理事メンバーでもあり、震災時からともに復興へ向けて走り続けた仲間の吉成洋拍さんが夢半ばで他界した。倒れる直前まで、彼は「子ども食堂の運営における課題」と向き合い、子どもたちの居場所づくりの未来について思索を続けていた。
彼の遺志を引き継ぎ、チームふくしまでは、彼が生前取り組んでいた「おたがいさまチケット」の普及、そして無人福祉型こども食堂「コミュニティフリッジひまわり」の運営を通じて、「おたがいさまの街ふくしま」の実現を目指して活動を続けている。
「お互いさまチケット」の仕組みを導⼊している店舗では、⾒知らぬ誰かの為にチケットを購⼊することで、チケットを利⽤する人が無料で⾷事をしたり、サービスを受けたりできる仕組み。福島県内が「困ったときはお互いさま」の気持ちで溢れてほしい、という想いから始まった取り組みで、福島市内100店舗の導⼊を⽬指している。