2025年08月13日 09:58

アートチューンズは、6月30日より池袋駅にて、アーティストの作品を放映するアート・サイネージ・プロジェクト「#Jack in Signage(ジャック・イン・サイネージ)」を始動した。

池袋駅は世界第3位の利用者数を誇る巨大ターミナル駅で、1日約265万人が利用。利用者の約76%が乗り換えでの利用であることから、駅構内は多様な人々が交錯する場となっている。今回の「#Jack in Signage」は、この池袋駅が持つ文化的な多様性と人々が交差する都市の特性を最大限に活かし、新たな表現の可能性を提示するプロジェクトだ。

第1期(6月30日〜)に展開するのは、都市の中で誰もが偶然出会える展示「#Jack in Signage:PUBLIC EXHIBITION」。広告の狭間をジャックした、公共空間での展示プロジェクトだ。続く第2期(10月27日〜)に展開するのは、新企画「#Jack in Signage:Research in PUBLIC」。サイネージを用いて公共空間そのものをリサーチの場に。街ゆく人々の声を収集し、アート作品へ還元する実験的なリサーチ・プロジェクトとなる。

展開場所(池袋駅構内)は、JR線、東武東上線、丸の内線の乗換交差場所。待ち合わせや乗り換えの動線上にある、池袋オレンジロードビジョン、池袋中央通路ツインピラーの2カ所が、アートと人が偶発的に出会う「新しい都市の交差点」になる。

アートチューンズ