2025年08月13日 09:55

メディカルフォースは、同社が提供する、警備会社向けオールインワンSaaS「警備フォース」の新機能として、売上集計・原価計算・粗利率算出を実現する「経営分析機能」をリリースした。

「警備フォース」はこれまで、1号警備・2号警備を手がける警備会社向けに、現場の配置・上下番・給与計算・請求業務を一元管理できるオールインワンSaaSとして、業務効率化を支援してきた。しかし、警備業界では依然として紙やエクセルを用いて業務管理を行う事業所が少なくない。その場合、案件ごとの収益性や利益状況を把握するには、各種資料を手作業で集約・計算する必要がある。さらに、案件ごとに支払いの期間や現場配置数、給与・交通費キャッシュフローなども異なるため、利益状況の全体像を把握しづらいことが課題だった。こうした背景のもと、「より利益率の高い警備案件を獲得するための分析ができるようになってほしい」という多くの現場からの要望を受け、「経営分析」機能の開発・提供に至った。

新たに実装された「経営分析」機能では、案件ごとの請求金額と実際に発生した人件費や交通費などのコストをもとに、売上・原価・粗利・粗利率といった経営指標を自動で集計することが可能。集計は、クライアント単位・案件単位・予定グループ単位に対応し、期間も月別・締日別で選択することができる。この機能では、配置人数や必要資格者数といった現場運用に関する情報も含めて可視化されるため、単なる収支計算にとどまらず、運用コストの構造把握にもつながる。また、請求・給与は稼働単位で集計される。

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