2025年07月31日 11:54

i-PROは、昨今の物流問題への解決策として、エッジ記録型クラウドカメラサービス「i-PRO Remo. (アイプロ リモ)」のスマート物流への活用を進めてきた。その一環として、物流拠点などでAIカメラが読み取ったトラックのナンバー情報を現場の稼働管理や効率化に活用できる新しい機能を、9月に「i-PRO Remo. 」に標準搭載する。

本機能では、トラックの入退場時間や作業時間をAIカメラが自動で記録。それとともに、過去からの変化傾向や長時間滞在トラックの割合などをi-PRO Remo. Serviceのダッシュボード上にグラフで分かりやすく表示することができる。問題が見つかった時には、録画された映像を確認することで、具体的な課題解決に結び付けられる。

本機能はi-PRO Remo. 契約ユーザーであれば追加費用なく使用可能。業務改善系AIアプリケーションを標準で使える「TrAI(トライ)」の利用とあわせ、i-PRO Remo. を活用して、物流倉庫におけるさまざまな角度からの効率策の仮説構築/検証を行える。

対応カメラは、遠距離撮影が可能な高倍率ハウジング一体型カメラ、夜間撮影に適したIR-LED内蔵カメラ、省スペースに設置可能な小型AIカメラ「i-PRO mini」など多彩なラインアップを用意。現場の用途や設置環境に応じた最適な構成で導入することができる。