2025年07月28日 16:06

monoAI technologyは、育英高等学校が推進する「ICT教育プロジェクト」において、さらなる強化と質的向上を目指す取り組みの一環として、メタバースを活用した教育支援を実施した。本支援では、ゲーミングPCの導入から、専用メタバース空間の構築、さらには3Dモデリング授業の実施と作品の監修に至るまで、トータルでの支援を行う。

育英高等学校では、ICT教育プロジェクトの新たなテーマとして「メタバース」に着目。メタバースを活用するだけでなく、創る側の視点を持たせることを重視し、3Dデザインやモデリングの授業をカリキュラムに組み込むにあたり、空間制作から教材監修、授業運営まで一貫して支援できる同社の「monoNITE」を導入した。

今回、同社が制作した育英高等学校専用のメタバースは、「ZEP」を活用し、「のびのび過ごせる暖かい空間」をコンセプトに設計。空間内には、日々の登校や出席確認、教員とのホームルーム活動を行う「HR教室エリア」、イベントや「イベントスペース」、そして雑談や部活動、会議など多目的に活用できる「コミュニティルーム」を用意した。

メタバース空間を単なる学習の場にとどめるのではなく、生徒が自分自身と向き合い、個性や可能性を自由に広げていけるような「育成のフィールド」として位置づけ、未来を見据えた学びを支える。同時に、生徒の心に寄り添い、主体性や自己肯定感を育む場として活用される。