2025年07月25日 15:45

JR西日本京都SC開発とALSOKは、京都駅直結の商業施設「京都ポルタ」にて、有人警備と連携した警備ロボット「REBORG-Z」の運用に関する実証実験を、8月1日より開始する。

今回の実証実験では、館内での立哨及び自走巡回、各種センサーによる異常の早期検知・通知が可能な警備ロボット「REBORG-Z」を導入。それにより、有人警備業務のさらなる強化・補強、および業務品質向上を目指している。

警備ロボット「REBORG-Z」は、夜間だけでなく、日中の人が往来する公共空間などにおいても自律移動による巡回監視を行う。防水防塵性があるため、テラスや連絡通路などの屋外環境でも走行可能。また液晶パネルを用いたデジタルサイネージの活用により、施設警備・防犯等に関する注意喚起や各種案内表示、音声出力を行い、警備強化の自動化や施設の安全性向上に寄与する。

京都ポルタでは、施設全体の「安心・安全」を高める取り組みの一環として、警備業務の自動化と生産性向上を検討しており、2025年大阪・関西万博を契機に、警備ロボットの実証実験を実施。なお、今回の実験は万博開催期間中2回目で、ALSOKとは初の共同実験となる。検証場所は京都ポルタ地下街及び南エリア(駅ビルB2F)。実施期間は8月1日~11月30日。