2025年07月23日 15:56

広島国際大学は、小学5・6年生および中学1年生を対象としたサイエンス講座を開講する。この事業は、日本学術振興会による、科学研究費補助金によって得られた研究成果を子供たちに発信し、科学の楽しさを身近に感じてもらい、心の豊かさと知的創造性を育むプログラムで、無料で受講できる。
今回取り上げる酵素は、人間や動物、植物など全ての生き物が生きていく上で必要な、消化・吸収・代謝などの化学反応を促進する特別なたんぱく質。その大きさは、肉眼では絶対に見えない、ナノメートルという超微小サイズ。酵素を光らせることで、酵素を見る実験を行い、科学への「ひらめき」「ときめき」にいざなうイベントとなっている。
この講座は、科学研究費補助金の採択を受けた本学薬学部の大坪忠宗教授の他、複数の薬学部教員が運営を担う。本学では、教員の研究成果を地域の子供たちに還元し、科学を身近に感じてもらい、将来の専門職業人材の育成につなげることを目指す。
開講日は8月2日、9月20日(いずれも同じ内容)、時間は10時40分~16時30分(予定)。集合時間は10時。開場は「広島国際大学」呉キャンパス。対象は小学5・6年生および中学1年生で、開講日ごとに定員24人。参加費無料。申込フォームによる事前申込制。申込期限は7月26日(先着順)・申し込みはこちら。