2025年07月16日 10:03

エゾウィンは、同社が開発・提供する動態管理DX「レポサク」において、記録された全走行データをGPX形式でダウンロードできる、新たなオプション機能「高精度GPXデータ出力」の提供を開始した。
動態管理DXプラットフォーム「レポサク」は、これまでもウェブアプリケーション上で、走行軌跡の「見える化」や、日報作成などのデータ解析機能を提供してきた。しかし、より高度なデータ活用を目指す研究者や開発者の人々からは、「使い慣れた高機能なGISソフトで、他のデータと地図を重ねて複合的に分析したい」「自社で開発した独自の分析ツールと、レポサクのデータを組み合わせて、新たな発見に繋げたい」といった要望があった。今回のオプション機能「高精度GPXデータ出力オプション」は、こうしたプロユーザーの人々の声に応え、レポサクで蓄積した高信頼性なデータを、顧客が最も使いやすい環境で活用してもらうために開発された。
本オプションは、みちびきCLAS対応GPSロガーが記録した1秒ごとの位置情報に、その「位置精度情報(FIX/Float等)」を付与した形でデータを提供。顧客自身の手による、より深く、自由なデータ検証と分析を可能にする。本機能は、高精度・高頻度な位置情報を必要とする、自動運転・MaaSの研究開発、高精度3次元地図(デジタルツイン)の作成、インフラ点検・管理、EBPM(証拠に基づく政策立案)など最先端の研究・開発分野での活用を想定している。
「高精度GPXデータ出力」は7月末に提供開始予定。