2025年07月14日 09:06

津南醸造は、7月5日・6日の2日間、ぽんしゅ館新潟驛店にて日本酒試飲イベントを開催した。
当日は、インターナショナル・ワインチャレンジ(IWC)2025金賞の「GO DINER」や、ミラノ酒チャレンジ2022銀賞の「GO DOLCE」、夏限定の「つなん藍たきすずし」、魚沼産コシヒカリを用いた「GO TERRACE」など、多彩なラインナップを用意。特に小容量サイズ「PINボトル」が好評で、若い来場者を中心に幅広い世代に支持を受けた。
試飲時のアンケートでは、甘味に関する評価として「やや甘口」と感じる利用者が最も多く、香りについてはりんごやパイナップルのような華やかな香り、バナナやメロンを思わせる柔らかな香りが多く挙げられた。これらの反応からも、津南醸造の酒の繊細な香味特性への関心が高まった様子がうかがえた。
「どのようなシーンで飲みたいか」との問いには、「家族や友人と」「お祝い事で」といった回答が多数寄せられ、特別な場面で楽しんでもらいたいというニーズが明らかになった。また、若年層の来場が増加している傾向が見られ、日本酒ビギナーにはフルーティーな「GO DOLCE」、愛飲家にはしっかりとした旨味の「つなん藍たきすずし」が特に好評だった。
今後はアンケート結果を活かし、特別なシーンに対応するギフト提案として、化粧箱やカートン仕様のパッケージを強化するなど、新たな販売スタイルの展開を検討していく。