2025年07月10日 12:12

日本ライフセービング協会(JLA)は、同協会が発行する資格を持つライフセーバーによる全国215カ所の2024年度報告をまとめ、「アニュアルレポート2024」を公開した。

JLAが発行する資格を持つライフセーバーは、全国215カ所で、水辺の事故防止活動を行った。活動場所でのパトロールログを集計してまとめたところ、要救助者に特徴があった。また、ライフセーバーは水辺の事故を未然に防ぐための活動を行っている。特に、沖への流れ「離岸流」に関する注意喚起や、飲酒に関する注意喚起を中心に多くの声がけを行った。これらの海でのヒヤリハットに対するアプローチは、深刻な溺れの事故回避に繋がっている。

2025 WATER SAFETYキャンペーンでは、今年の夏も「水辺の事故ゼロ」「世界溺水防止デー」「飲んだら、泳がない。」を強化して呼びかける。2024年のレポートや、過去事例を踏まえて、啓発動画を制作。SNSで広く呼びかける。水辺の事故防止を図る強化Weekとして、啓発動画をSNSで公開する。また、携帯電話にダウンロードできるWaterSafetyアプリは、ライフセーバーが活動している海水浴場、AIとIoTを活用した「海辺のみまもりシステム」が運用されている海水浴場、津波情報、Water Safetyに関する知識を学べる情報など、安全に海辺を楽しむためのコンテンツが満載だ。

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