2025年07月04日 12:45

日本医療研究開発機構(AMED:えーめど)は、大阪・関西万博にて、ムーンショット目標7のキーワードである「慢性炎症」を広く知ってもらうための体験型イベントを行う。体内で起こった炎症が制御できずに続くと「慢性炎症」になるが、これは加齢に伴う病気の原因の一つ。

ムーンショット型研究開発制度は、2040年、2050年の目指すべき未来社会を描き、その実現に向けて解決すべき課題を国が設定。その課題の解決を目指して大学や研究機関等の研究者が挑戦的な研究開発を進めている大型研究プログラムで、現在、1~10の目標がある。ムーンショット目標7は、平均寿命と健康寿命の差、すなわち病気になったり、介護が必要になったりする期間である「不健康時間」を限りなくゼロに近づけ、誰もが健康で長生きできる社会を目指している。

AMEDでは「慢性炎症」を制御して「不健康時間」を限りなくゼロにすることを目指している。その取り組みの一つとして、7月23日~28日、大阪・関西万博内のフューチャーライフエクスペリエンスにて、「慢性炎症ハンターズ」を開催。身体を動かすゲームやステージコンテンツを実施する。

ワークショップでは、慢性炎症を克服する秘密道具のアイディアを考え、タレントステージでは井上咲楽(いのうえ さくら)さんと、未来社会や今私たちにできることを一緒に考える。ブース・ステージに参加した人にはプレゼントも用意。参加申し込みはこちら