2025年07月04日 12:19

セキュアは、保育園や幼稚園・小学校といった文教施設、商業施設、公共施設など多数の人が利用する場所における盗撮行為を未然に防ぐため、独自の「盗撮防止ソリューション」の開発に着手した。
同社は、「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いセキュリティソリューションを提供している。
近年、教育現場や公共施設における盗撮被害が深刻な社会問題となる中、特にトイレや更衣室といったプライバシー性の高い空間での盗撮行為が深刻なリスクとなっている。これらの場所では、一般的な監視カメラの設置が困難であるため、従来のセキュリティ対策では対応しきれないという課題がある。セキュアはこの課題に対し、「映像監視を行うことなく、盗撮目的のカメラを検知する新たな仕組み」を軸にした盗撮防止ソリューションの開発を進める。
近年教育現場で発生している盗撮事件を受けて、同社は未来を担う子どもたちをこうした被害から守る責任があると考えている。本ソリューションは、トイレや更衣室といったデリケートな空間における「見えない危険」に対処する、新しい社会的インフラの一つとなることを目指している。本ソリューションの詳細は追ってプレスリリース、HPで告知する。年内の実用化・販売を目指し、開発を進める。