2025年06月19日 19:00

Meta OsakaはMeta Heroesと共催で、5月27日・28日の2日間、EXPO2025大阪・関西万博 EXPOホールにおいて「メタバース・XR・AIアワード」と「防災万博」を開催。28日の「防災万博」と合わせて約1万5000人が来場し、大阪府をはじめ全国の自治体、教育委員会、学校法人、商工会議所など153の団体から後援を得た。

27日の「メタバース・XR・AIアワード」では、多様性と技術の融合をテーマに、難病ALSのクリエイターによる視線入力技術を活用したパフォーマンスやゲームクリエイター表彰、VTuber音楽フェスなど多彩なプログラムを展開。特に注目を集めたのは、次世代の街づくりプロジェクト「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」の発表だった。南海電気鉄道、eスタジアム、Mawariの各代表者が一堂に会し、なんば地区をデジタルとリアルが融合する次世代都市として発展させる構想を披露した。

また、万博後の具体的な取り組みとして、Meta Osakaが主導するプロジェクト「XNAMBA」についても発表。戎橋商店街振興組合・道頓堀商店街と連携したイベント企画や、リアルタイム3D配信の技術を使った「バーチャル・ミート&グリート」など、多様なパートナーとの連携が明らかになった。

観光ガイド、医療・介護、教育、音楽ライブなど、大阪の街のあらゆる場面で3D体験ができる環境を整備し、「歩くだけで未来を感じられる街」の実現を目指す。