2025年06月16日 12:59

三井物産セキュアディレクション(MBSD)は、脅威ベースペネトレーションテスト(Threat Led Penetration Test:TLPT)の入門プランである「TLPT Essential Plan」の提供を6月より開始する。

TLPTは、一般的なペネトレーションテストと比較して、実施の難易度が高く、より多くのコストを要するセキュリティテストとして認識されている。MBSDが提供する「TLPT Essential Plan」は、「本格的なTLPTの実施はハードルが高い」「予算やスケジュールの制約があり実施が難しい」といった顧客の声に応え、TLPT実施の第一歩として取り組みやすいように設計されたサービスプランとなる。

本プランでは、TLPTにおいて中核をなす「脅威インテリジェンスに基づく攻撃シナリオ(脅威シナリオ)の策定」および「ブルーチーム評価」を実施。ブルーチーム評価においては、レッドチームによる疑似攻撃に対して、組織がどのように防御・検知できたかを中心に評価を行い、導入済みのセキュリティ製品やサービスの防御機能の有効性に重点を置いて確認する。一方で、組織内でのエスカレーション体制との整合性やコンティンジェンシープラン(対応計画)の有効性・実効性などの評価は実施対象外とすることで、短期間・低コストでの実施を可能にしている。

三井物産セキュアディレクション