日本出版販売（日販）は、完全無人書店「ほんたす しんこうべ」を、6月26日、神戸市営地下鉄新神戸駅北改札前にオープンする。

神戸市では「世界をひろげる、ほんとの出会い。」をテーマに、神戸の「本」文化を振興するプロジェクトを行っている。長らく「無書店」エリアの状態が続いていた新神戸駅周辺の再整備にあたっては、神戸への観光やビジネスの「玄関口としてふさわしい空間の創出」を目指すうえで、地域資源を活用した「個性的で多様な書店」を求めていた。

日販の持続可能な書店モデルとして開発した完全無人書店「ほんたす」のコンセプトに加え、本を起点として豊かなまち作りに貢献するという日販の理念が神戸市の意向と合致。「ほんたす しんこうべ」を出店するに至った。

「ほんたす しんこうべ」は、安心でストレスフリーな完全無人書店。遠隔接客システムをはじめとするテクノロジーの活用によって、無人でも安心かつストレスフリーな顧客体験を提供する。入店にはLINEミニアプリによるデジタル会員証を使用し、完全非対面でのセキュリティ管理を実施。店内からの緊急の問い合わせには、利用者のスマートフォンを通して、ほんたすサポートセンターがチャットやビデオ通話で対応する。また、複数のキャッシュレス決済に対応しているので、スマートに買い物を楽しめる。詳しくはこちら。