2025年06月13日 13:03

マプリィは、自然関連の取り組みをデータ化し公開できるサービス「mapryマップ」β版をリリースした。森林整備や環境保全、地域保全活動やグリーンインフラ評価、パブリックスペースの管理など、自然に関わる様々な活動内容・定量的な効果をプロジェクトとして公開することができる。

「mapryマップ」は現場のリアルなデータを使って、自然関連プロジェクトとして自然共生サイト・Jクレジットや様々な地域活動の取り組みの効果を定量評価を公開することができるWebアプリケーションサービス。森林整備や建設土木など自然環境の現場に限らず、不動産管理や公園などパブリックスペースの情報も対象。リアルなデータを使って取り組みの効果を手軽に可視化し共有することができる。

計測データを持っていない人でも、マプリィが提供するスマホアプリやコンパクトで軽量な計測機器で簡単に三次元空間などのデータを取得することができる。

同社では、データの計測や集計等が行える製品を低価格で販売。また、計測したデータはマップ上での公開に限らず、各種申請やデータの共有等にも使用できる。

またiOSやAndroidのアプリケーションでは、生き物や植物を撮影してAIで種類を判定することが可能。登録した生き物や植物は地図上に保存され、同じプロジェクトに所属しているメンバーと情報を共有することができる。さらに、地図上で選択した場所の流域情報を確認することもでき、作成した流域情報を活用して、洪水・水害対策を行うこともできる。