2025年06月11日 12:11

レスキューロボットコンテスト実行委員会は、防災啓発と創造性教育の提供を目的とした「コグナビ杯レスキューロボットコンテスト2025」競技会予選を、6月29日に大阪市にて開催する。

レスコンは阪神・淡路大震災を契機に始まった、レスキューを題材とするロボットコンテスト(1/4スケール競技)。救助競技を通じて防災に関する普及啓発を行っている。また「ユーザー視点を大事にする技術者育成」の役割も担っている。競技会は2000年から毎年開催、参加したチームは延べ500を超えた。

「コグナビ杯レスキューロボットコンテスト2025」では1月末までチームを募集し、書類審査によって25チームを採択した。そして今回の競技会予選において、本選に進出する14チームを選抜する。選抜チームが参加する「競技会本選」は、8月9日~10日に神戸サンボ―ホールで開催する。

参加チームが競うのは、災害対応ロボット(レスキューロボット)によるテストフィールドでのレスキュー活動。各チームは実行委員会から示された想定災害シナリオに対してレスキューシステムを提案し、競技会までの約半年にわたりレスキューロボットの開発とレスキューシステムの実現に取り組む。最優秀チームに贈られるレスキュー工学大賞を目指した「やさしい救助」への様々な取り組みは必見だ。

日時は6月29日14時~17時10分。開催形式は会場における観覧(リアル)と配信動画の視聴(Web)のハイブリッド開催。大阪会場は咲州モリーナ(大阪市住之江区南港北1-12-10)。

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