岐阜県関市役所は、大人気品目のトイレットペーパーを関市のふるさと納税として出品をスタートした。

岐阜県関市は、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並び、世界三大刃物産地に数えられ、「MADE IN SEKI」は世界に認められるブランド。刃物製品出荷額は全国1位を誇り、名実ともに「日本一の刃物のまち」として知られており、包丁、爪切り、ナイフ、はさみなどの製造が盛んだ。

関市は名古屋から北に約35㎞、岐阜県の中南部に位置しており、近年は東海北陸自動車道と東海環状自動車との結節地点であることや、一級河川長良川（ながらがわ）など市域に水流が巡る立地条件の利便性もあり、キッチンツール、家具、ゴルフボールなど刃物だけではない「ものづくりのまち」に発展している。そんな関市では、実はトイレットペーパーも製造しており、このたび、6種類のトイレットペーパーをふるさと納税返礼品として出品した。（寄附金額9000円から）

今回出品するトイレットペーパーは、関市武芸川町（せきしむげがわちょう）にある美濃桜製紙（みのさくらせいし）で製造している。岐阜県内から回収された古紙を75%使用し、再生紙100%でつくられた、環境に配慮したエコマーク認定製品。限りある資源を大切に使いながら、持続可能な社会づくりに貢献している。

リサイクル美緑50W（ダブル50ｍ）は寄付額9000円。リサイクル美緑100S（シングル100ｍ）は寄付額9500円。ビーム55S（シングル55ｍ）は寄付額1万円。ファミール60S（シングル60ｍ）は寄付額1万円ほか。申込受付サイトは、楽天ふるさと納税、さとふる、ふるさとチョイス、ふるなびにて受付中。追加サイトは順次公開予定。