2025年06月10日 16:05

医療AIカンパニー「MG-DX」は「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、従来のロボットアバターに加え、CGアバター版の提供を開始する。
「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」は、薬局の受付業務における人手不足の解消と業務の省力化を目的に開発・提供している調剤特化型接客AIエージェント。ロボットアバター版の初期導入実績では、受付利用率は74%、受付完了までの平均所要時間は45秒と、スムーズな運用と現場負担の軽減の両立が確認されている。
このたび新たに提供を開始する「CGアバター版」は、ロボット機材の準備が不要で、PC内蔵のタッチディスプレイのみで導入が可能なAIエージェント。短期間・少人数体制でのトライアルを希望する現場にも対応できる柔軟な構成となっており、初期投資を抑えながら運用効果を検証したい薬局や、設置スペースの確保が導入の障壁となっている小規模店舗に最適。
また、従来のサービスと同等の音声対話・受付機能を搭載。初期費用を抑えながらも、無人受付機能に加え、利用率に大きく影響する患者への声かけ機能など、ロボットアバター版と同等の機能を備えている。例えば、患者の来店を検知し、適切なタイミングで「受付はこちらです」と音声案内を行うことで、無人受付の存在に自然と気づき、自発的な操作につながる導線を作ることが可能。遠隔からの画面操作サポートや服薬指導との組み合わせにも柔軟に対応できる。