2025年06月10日 09:55

ライズ&プレイは、どうぶつしょうぎをラインストーンで凹凸をつけ、視覚障害者も遊べる仕様にするクラウドファンディングを7月25日まで実施する。
ライズ&プレイは、聴覚や視覚を遮断し、仲間と一緒に謎解きする「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」を提供している。障害を疑似体験することで、マイノリティとは何かを実体験できる。
将棋を始めとするボードゲームには、二手三手先を考えること、負けを受け止めるメンタリティ、他者と遊ぶ際のコミュニケーション、数学力など、学べることがたくさんある。しかし現在、視覚障害者の遊べるボードゲームは数えるほどしかない。同社はこの不平等をなくし、より多くの人に「遊びから学ぶ」体験をしてほしいと考えている。
この「デコどうぶつしょうぎ」は、障害あるなし関係なく、みんなと一緒に、より多くの人が楽しめるデザインだ。ラインストーンでデコると、コマに凹凸ができるため、目で見なくても触って駒の種類や方向がわかるようになる。単に凹凸をつけて視覚障害者対応にするのではなく、見ても楽しいデザインにすることで、バリアフリーをより身近にしていく。制作は岐阜県の就労支援施設Green birdが担当。また、プロダクトを視覚障害関係団体に寄贈する。
スケジュールは、7月25日:クラウドファンディング終了、8月上旬:デコレーション・どうぶつしょうぎ、公式サイト制作開始、9月上旬:順次発送開始。