2025年06月09日 20:07
阪急交通社は、静岡県藤枝市の協力のもと、伝統行事「朝比奈大龍勢（あさひなおおりゅうせい）」の歴史・文化を事前講座で学び、その後実際に見学するツアーを企画した。
静岡県の指定無形民俗文化財に登録されている朝比奈大龍勢は、筒に火薬を詰め、竹竿に結びつけた「龍勢」と呼ばれるロケット花火を、山間の里の美しい秋空に龍が昇る如く打ち上げる伝統行事。現在は2年に1度開催しており、龍勢連と呼ばれる13の連（チーム）が、古来より伝承される技法をもとに趣向を凝らした龍勢を制作し、その打ち上がる高さや美しさを競い合う。
10月の行事当日に先がけて、7月23日に、阪急たびコト塾で事前講座「朝比奈大龍勢の魅力」（東京・新橋）を開催。朝比奈龍勢保存会会長を講師に迎え、歴史的背景や文化的価値などその魅力を学ぶ。10月18日の朝比奈大龍勢を実際に鑑賞するツアーは、1泊2日の日程で、白煙を上げながら一気に空へ上っていく勇壮な昼打ちの龍勢を、桟敷席からゆったり観賞できる。
講座は参加費無料。7月23日13時～14時半開催。場所は阪急交通社たびコト塾東京（東京都港区新橋 3-3-9 KHD東京ビル2階）。定員は100名。ツアーの旅行代金は4万8900円～4万9900円（ひとり、18歳以上、1名～2名/1室利用）。出発日は10月17日、18日。※2日間同内容の行程を入れ替えて案内。発着地は東京駅・品川駅・新横浜駅・小田原駅。
