2025年06月09日 09:07

ブックオフコーポレーションは、子どもの読書機会創出とリユースの大切さの発信を目的に、文部科学省によって定められた4月23日「子ども読書の日」に合わせ本の寄贈先となる児童施設を募集。10施設へ合計800冊6月上旬までに寄贈する。

ブックオフでは、子どもの読書機会創出と廃棄本の活用を目的に、2018年4月より本の寄贈活動に取り組んでいる。より必要とされる形での寄贈を実現するため、子どもの読書実態や、児童施設のニーズを調査すべく、2024年の「サステナブックプロジェクト」にて寄贈を実施した50施設を対象にアンケートを行った。

寄贈に応募した理由から、「人数の多い施設では子どもの数に対し本が足りていない」「小さな学校だと蔵書が少ない」といった蔵書量の課題、「図書購入予算が限られている」「子どもが使用するため傷むのがはやく、数年で買い替えが必要」といった図書購入への課題、「子どもの読書環境の充実が町の課題にもなっている」といった地域全体の子どもの読書環境への課題が見え、本を必要としている児童施設が多いことが分かった。

寄贈後の感想では、寄贈により子どもの読書機会が増えていること、中古本であることがリユースの価値を伝える機会になっていることが分かった。

ブックオフでは今後も本の寄贈活動を通じ、子どもが本と出会いリユースを経験するきっかけづくり、児童施設の課題解決に取り組んでいく。