2025年06月06日 19:57

Meleapが展開するテクノスポーツ「HADO」が、6月より静岡県立静岡西高等学校の体育科目の授業へ導入される。「HADO」が公立学校の授業に常設導入されるのは、日本で初めてのこととなる。

「HADO」は頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して対戦するARスポーツ。自らの手でエナジーボールやシールドを発動させ、フィールドを自由に移動し、仲間と連携しながら最大3対3で対戦を楽しむ。

静岡県立静岡西高等学校スポーツコース長の判野徹先生は、「体育の授業の新しいカリキュラムを研究する取り組みの中で、東京学芸大学の鈴木直樹先生に紹介していただく形で「HADO」を知りました。実際に生徒が体験する機会を与えて頂き、教育的効果が期待できると考えました。運動能力や性別にとらわれない新しいスポーツ(体育)を実現し、インクルーシブな体育のモデルとして採用しました。

本校ではスポーツコースが設置されており、専門教科「体育」の授業が設定されています。その中の「スポーツⅡ・球技」の授業の単元として「HADO」を実施します。運動能力だけに左右されない体育の授業を通し、生徒が新しい目線でスポーツ活動を評価できるようになることを期待します。また、「HADO」そのものの持つ魅力に気付きARスポーツが十分な運動量を確保できることを示していきたいです。」とコメントしている。