2025年06月06日 15:50

摂南大学薬学部薬学科の伊藤 優准教授は、6月14日「植物園で新種を探そう!~熱帯ジャングル(!)探検とミニ実験体験~」を、摂南大学 枚方キャンパスで開催する。
このプログラムは、日本学術振興会の事業である「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」事業を活用したもの。科研費による最先端の研究成果を中学生が直接体験し、科学の面白さを感じてもらうことを目的としている。
東南アジアなどの熱帯地域は、日本のような温帯地域と比べて非常に多くの種類の生物が生息している。その一方、生物多様性の全容解明が進んでおらず、現在も新種の発見が続いている。
このプログラムでは、全国でも有数の規模と植物数を誇る摂南大学薬学部附属薬用植物園を舞台に、植物園の大温室でジャングル体験をしながら、参加する中学生が海外での植物調査を疑似体験。植物の観察だけでなく、図書館の図鑑を使って植物の種類を調べたり、現場ではどのように新種を判定するのか、といった疑問について学ぶ。また実験室で分子実験を行ってデータを分析したりすることで、教科書では学べない科学の面白さを実際に体験することができる。
開催日時は6月14日10時~17時(予定)。集合場所は摂南大学 薬学部(枚方キャンパス・3号館1階メディックスホール)。参加費無料、受講対象者は中学生20人。申し込みはこちら。