2025年06月06日 12:51

東京理科大学発スタートアップのイノフィスの「マッスルスーツSoft-Power」が、福祉用具情報システム(TAIS)コードを取得した。これにより、Soft-Powerは、介護ロボット導入支援事 業における申請対象製品としての活用が可能となる。
これまで、介護現場におけるアシストスーツの導入は、主に外骨格型(Exo型)モデルが多かった。同社では 「Every」や「Exo-Power」といった製品が介護ロボット補助金制度の対象として各地で採用されており、高い補助率を活用して導入が進んできた背景がある。
しかしその一方で、外骨格型は本体の大きさや、価格も高額であることから、小規模な介護事業所や在宅介護を担う個人ユーザー、高齢の介護スタッフなどから「使える場面が限られる」「高額で導入できない」という声もあった。こうした課題に応える形で登場したのが、軽量で着脱が簡単、価格も比較的抑えられたサポーター型のアシストスーツであり、その代表製品が「マッスルスーツSoft-Power」。
今回、「マッスルスーツSoft-Power」がTAISコードを取得したことで、補助金申請の前提条件を満たした製品として制度活用の可能性が広がった。さらに、各自治体や介護事業者、福祉専門職による導入判断や比較検討の対象としての信頼性も高まることが期待される。メーカー希望小売価格5万9400 円(税込)。詳しくはこちら。