2025年06月05日 16:02

ハタスは今年6月に創業95周年を迎えるにあたり、未利用地や相続負担といった社会課題に対応する新たな戸建て賃貸住宅「Cube Noir(キューブ ノワール)」を開発した。
「Cube Noir」は、変形地や狭小地、活用が難しく課題のある未利用地に対して、今まで以上に柔軟な対応が可能となった賃貸住宅。現代のニーズに合わせ駐車場を2台確保しつつ、変形地の活用を最大限に活かしたアイデアによって無駄のない土地の活用が期待できる。
相続人が複数いる場合など、アパートやマンションだと相続する時に問題が起こりやすい。戸建て賃貸住宅の場合はこのような変形した土地でもきれいに分筆することが可能で円滑な売却や相続が実現する。狭小・変形の土地でも有効利用が可能になることで、これまで放置されていた未利用地が生まれ変わり、地域の景観改善や防犯面の向上に寄与。それにより、点在する遊休地が減少し街全体の美観と安全性が高まることが期待される。
土地オーナーにとっても、未利用地や低利用 地に建物を建てて賃貸住宅として運用することで、固定資産税などの負担を相殺し得る賃料収入が見込め、土地を「負動産」から「収益資産」へと転換できる。相続した土地を持て余していた所有者も有効活用に踏み切りやすくなり、所有者や地域が抱える課題へのソリューションとなることを目指した。
未利用地・低利用地の有効活用とオーナーの負担軽減の両立を図り、地域社会への貢献を推進していく。