2025年06月03日 19:06

ミツフジは、猛暑環境下で働く作業者の猛暑リスクを可視化し、作業者の安全を守るウェアラブルデバイス「hamon band」シリーズの新モデル「hamon band N(ハモンバンドエヌ)」を6月16日より販売開始する。
近年、気候変動により猛暑が常態化し、6月1日からは職場の熱中症対策が法的義務となった。作業現場での安全確保は急務であり、同社では脈波のみで深部体温の変化を推定する独自アルゴリズム(特許第7175473号)を活用したデバイスを展開している。「hamon band N」は4月24日に発売以降、累計7万本の導入実績を持つ「hamon band S」の進化版となる。
「hamon band N」最大の特徴は、e-SIMを搭載したネットワーク連携機能。作業者本人への通知にとどまらず、複数拠点にいる作業者全体の猛暑リスクをリアルタイムに可視化・共有することで、現場の責任者は遠隔地からでもダッシュボード上で状況を一元管理し、迅速な対応が可能となる。本人にはアイコン・画面の色・バイブレーションで猛暑リスクを通知し、同時にクラウドへもデータが自動送信されることで、現場全体の一元管理ならびに作業者の状況を確認し、迅速な対応や指示が可能となる。さらに、時計機能・歩数検出・着脱検知・SOS機能も搭載している。
希望小売価格は4万9500円(税込、通信費/システム管理費/無料アプリケーション込。契約期間:2年)。発送時期は7月上旬より順次発送予定。