2025年06月03日 12:53

ヤマップは、登山アプリ「YAMAP」のビッグデータを分析した「YAMAP登山レポート」を公開した。
「YAMAP」は、電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流したりすることもできる、日本最大級の登山・アウトドアプラットフォームだ。
近年、健康志向の高まりやコロナ禍を経たライフスタイルの変化を背景に、身近な自然を手軽に楽しめる「低山」を中心に登山への関心が高まっている。一方で、多様化する登山者の動向やニーズ、地域ごとの登山者動向といった詳細なデータはこれまで限定的であり、業界全体として定量的な情報に基づいたデータ戦略を行うことが難しいという課題があった。そこで、日本最大級の登山・アウトドアプラットフォーム「YAMAP」に蓄積された膨大な登山活動データを活用し、日本の登山の「今」を可視化する「YAMAP登山レポート」を公開した。
「YAMAP登山レポート」は、YAMAPユーザーの登山活動データを匿名化し、統計的に処理・分析することで、日本の登山のリアルを明らかにする定期レポート。日本最大級の規模を活用したユーザーアンケートの実施により、登山前後の行動や登山者の属性情報なども提供する。ヤマップは今後も、登山・アウトドア関連事業者のマーケティング戦略、地方自治体の観光戦略や保全計画策定を支援するとともに、登山者の安全で豊かな登山ライフに貢献していく。