2025年06月03日 09:48

映像産業振興機構(略称:VIPO)は、文化庁からの委託を受け、令和7年度文化庁「活字文化のグローバル展開推進事業」の一環として、「第10回文化庁翻訳コンクール」を開催する。

「文化庁翻訳コンクール」は日本文学の優れた翻訳家を発掘・育成することをめざすプログラム。さらに日本文学の魅力を広く伝えるべく、現代文学部門に加え、2024年に開設した古典文学部門の2部門で実施する。今回の対象言語は、現代文学部門は英語とスペイン語、古典文学部門では英語となり、各部門、各言語の最優秀賞および優秀賞の受賞者には、賞金(最優秀賞100万円、優秀賞25万円)、賞状とトロフィーを授与する。

言語および課題作品は、「現代文学部門」言語:英語/スペイン語、課題作品:(小説)井上荒野著「二十人目ルール」、「古典文学部門」言語:英語、課題作品:井関隆子著「井関隆子日記」(日記の一部より出題)。応募資格は、国籍、年齢は不問。ただし、本事業の主旨が、翻訳家を目指す者の育成であることから、翻訳作品の単行本(共訳を含む)の出版経験を有する者は応募できない。なお、雑誌・アンソロジー等での掲載経験は可とする。賞金は、最優秀賞:各部門・各言語1名100万円、優秀賞:各部門・各言語2名各25万円。

応募受付期間は6月1日~30日。

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