2025年06月02日 10:00

スライスチーズは、NIST CSF(Cybersecurity Framework)v2.0とCIS Controls v8.1、経済産業省 セキュリティ対策評価項目(案)に標準対応し、証跡収集からリスク評価をワンストップで支援する「SecureKernel(セキュアカーネル)(β)」を提供開始した。

スライスチーズは、AIを活用して「セキュリティの民主化」を実現し、あらゆる組織が最低限のコストで最適なセキュリティ体制を構築できることをミッションとしている。

日本企業のサイバーセキュリティ対策は、3つの課題を抱えている。(1)人材不足:国内では約11万人の専門人材が不足、社内に知見を持つチームを整えることが困難。(2)高コスト:専門部署や外部ベンダーをフル活用すると、平均で月1000万円規模の費用が発生。(3)情報の非対称性:最新の攻撃手法への対策や同業他社の対策レベルはセキュリティコンサルタントに集約されがちで、自社だけでは「何をどこから始めるべきか」を判断できない。このような三重苦を解決するために「SecureKernel」は開発された。

「SecureKernel」は、サプライチェーンを含めた各組織のセキュリティ評価や証跡収集を自動化し、必要に応じて第一線で活躍するセキュリティコンサルタントがスポットでサポートを提供するサービスを組み合わせることで、セキュリティ対策への運用工数を50%以上削減。スタートアップから大企業まで導入しやすい価格体系で、リスク低減と事業成長を両立させる。

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